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			小豆が奏でる音色に耳を澄ませ、味と香り、色をじっくりと見極めます。
			淡い紫色に染まったつややかな養老軒のあんは、和菓子を支える真髄です。
			フルーツたっぷりの大福に、とろりと甘いあんみつに、
			小豆の風味を引き出したほくほくでみずみずしいあんが主役を引き立てます。
			当たり前のことをただひとすじに。
			大地の恵みをたっぷり受けて育った一粒の小豆に、私たちの知恵と技を注いでいます。
		
 
		
			和菓子は、移ろいゆく四季や祭事を甘いお菓子で楽しむ心のゆとりから生まれました。
			素朴で優しい甘さは、お腹を満たすものではありませんが、
			一緒に味わう人たちの心と時間を満たし、温もりを記憶にとどめてくれるものかもしれません。
			養老軒は伝統の技を磨きながら、素材の枠を超えた感性で新しい和菓子を追求してきました。
			「あんカフェ」は、そんな養老軒の思いを凝縮した粋で軽やかなカフェスタイルを楽しむ空間です。
			厳選した豆や寒天、抹茶など古来の和菓子の素材に旬のフルーツやクリームを組み合わせ、
			進化し続ける和スイーツを再現しています。
			この場所で甘いお菓子と過ごす時間が、お客様の心に温もりを与えられるよう、
			五感に響く感動をお届けしていきます。